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歯のマスコットと歯科治療器具
2024/06/28

治療中に歯が痛むのが嫌という方へ! リラックス歯科治療で受けられる鎮静法の解説

リラックス歯科治療


歯医者に対して強い苦手意識を持っている人の中には、リラックスした状態で治療を受けたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
歯科治療への不安や恐怖感を和らげる方法に静脈内鎮静法があります。
この記事では、歯科治療でも注目を集めているリラックス歯科治療の特徴やメリットデメリットについて解説します。

リラックス歯科治療ってどんな治療?

リラックス歯科治療では、静脈内鎮静法を併用して歯やお口の治療を行う方法です。
歯科医院の治療は、子どもだけでなく大人でも強い苦手意識を持つ方が多くいらっしゃいます。
歯科治療にまつわるトラウマがあったり、不安や恐怖が大きいと、歯科医院への足取りが重くなり、適切な時期に治療を受けることができなくなってしまう可能性があります。
しかし、リラックス歯科治療では、鎮静剤を投与することで、薬の作用により数秒後には意識が低下していくため、その名の通りリラックスした状態で歯科治療を受けることができます。

リラックス歯科治療が人気な理由

歯科治療における鎮静剤の投与を望まれる主な理由は以下です。

心理的不安を軽減

点滴で鎮静剤を投与しても完全に意識を失った状態ではなく、ある程度の声かけには反応できる状態です。
一方で、意識がはっきりしている状態ではないため、歯科治療に対する反応も鈍くなり、不安や恐怖などの苦痛を軽減することが可能です。

いつの間にか治療が終了

静脈内鎮静法を行うと、意識がぼんやりするため、治療に対する反応も鈍くなります。
そのため、患者さんは自分自身で何が行われているかはっきりと把握していない状態になります。
結果として、治療が終わり意識が回復した頃には「いつの間にか治療が終わっていた」と感じる人も多くいらっしゃいます。

とみもと歯科医院のリラックス歯科治療で可能な主な治療

虫歯治療

進行した虫歯に対する治療は、進行した分だけ歯を削る範囲も広くなり、痛みを感じることがあります。
しかし、静脈内鎮静法を使って虫歯治療をすることで、痛みや恐怖心を感じづらくなり、心理的な負担を和らげることができます。

歯周病治療

歯の治療は症状が重くなるほど痛いイメージがありますが、歯周病治療の場合は、初期の症状でも治療の際に痛みを感じることがあります。
特に、歯周ポケット検査ではチクチクとした痛みを感じやすくなりますが、静脈内鎮静法により不快感の低減を目指します。

親知らずの抜歯

親知らずの抜歯では大きな臼歯を抜く必要があるため、患者様が大きな衝撃を感じやすくなります。
また、埋没している親知らずに対しては、外科的なアプローチが必要になります。
静脈内鎮静法により、意識を低下させることで、患者さんにとって苦痛の大きい治療も受けやすくなります。

リラックス歯科治療にはどんなデメリットがあるの?

リラックス歯科治療で行う静脈内鎮静法は、副作用のリスクもあります。
人によっては鎮静剤などの薬剤に含まれる成分に対して、アレルギー症状を起こす原因になるほか、鎮静剤の投与により意識の低下だけでなく、呼吸や循環なども抑制されることがあります。
そのため、当院では静脈内鎮静法を行う際に、患者様のモニター管理を行い、心電図や血中酸素濃度のチェックを随時行っています。

まとめ

リラックス歯科治療は、治療時に点滴で鎮静剤を投与します。
鎮静剤の効果により意識が低下するため、痛みや恐怖を感じにくくなり、リラックスした状態で歯科治療を受けていただけます。
大阪市港区の朝潮橋駅近くの「とみもと歯科医院」では、静脈内鎮静法による歯科治療にも対応していますので、お気軽にご相談ください。
マイオブレースキャラクターイラスト
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